街外れ 小さな部屋
カレンダーはまだ貴方と出逢ったあの時のまま

涙枯れ果て 貴方は苦痛の笑みの中
僕をひたすら愛しつづけた
感謝の言葉は僕の中
それが欲しいなら僕を眠らせて

死に咲く紅い薔薇
未だ摘まれず 汚れを知らず
心に咲きつづける
僕の心は流血の宿

種も仕掛も何も無い
そんな愛が欲しいと思う寒い朝
貴方は椅子に腰掛け僕を見つめつづけ
外は白い雪で埋め尽くされ
貴方と二人きり

僕の愛が吐き尽くされたら
二人で眠ろう