「じゃあ、私上で着替えてくるから
 そこのソファに座ってて。」

「あ、ごめん。」


何?やばいでしょ!この展開!

ってそんなこと考えてる暇ない!

優君待たせてるし早く行かなきゃ!

えっと、この服じゃ変だし、こっちも変だし。

どーーーしよーー。

迷うよっ。

もう、いい!このピンクのワンピース着てく!



「ごめんねっ。遅くなっちゃった。」

「ううん。全然。ってか、似合うね。
 その服空咲さんにピッタリ。」

「え、ほんと・・・?ありがと・・」

やばい。嬉しすぎて声震える・・・。

「そろそろ行く?ってか、待ち合わせ時間何時?
 あ、集合場所ってどこ?」

「え、、あーー!わかんない!聞くの忘れてた!
 今、彩に聞くね!えっと、あ、メール来てる。
 東公園に6時30分集合だって!
 ここから10分くらいだから・・・」

「今、6時15分!急がなきゃ!
 遅れる!空咲さん!」

「うん!」