「春、制服にあってんじゃん♪」


中学3年生になる姉の、草津花。

「ほんと?よかった♪」

あたしは制服というものに憧れをもち
この日を楽しみにしていた


「春ちゃんかわいー」

双子の二歳の弟の空と妹の葵がよって
きた

「空、葵、ありがとう♪じゃあいって
きまーす」


そういって私は家を出た