一瞬、視界からその景色が消えた。


代わりに私の唇に柔かい感触が重なる。


軽く押し付けられた感じ。



「!!?」


佐久間君の二つの瞳に私の顔が映る。



私は心を夕映えに、唇を佐久間君に奪われた・・・