「青木君…今日…
女の子に囲まれてた…」


…なんだよ、
まさか…嫉妬か?


「ん?妬いてんの?」


「ち、違うもん!
ただ…ちょっとだけ
やだなぁ…って…」


…はぁ、やべぇ!!
可愛すぎる…


チュッ


俺は、触れるだけの
キスを白石にした。


勿論、白石は顔を
真っ赤にしている。


「俺だって、白石が
男に囲まれてるの…
すっげぇ嫌だったよ」


こんな事言って、
嫉妬深い男なんて
思われねぇかな…?


「う…そ…」


口に両手を当てて、
驚いている白石。


「だから、嘘じゃ
ねーから。」


しつけぇ奴だな…
嘘なんか付かねぇし。