「白石は、中学の頃に
告白を受けた回数は
3500以上…」


すげぇ…。つーか、
可愛くて人気ってのを
気付かないアイツ
も逆にすげぇ…


「そして、仲がいい
友達は中川莉菜。」


「は?誰か知らねー…」


俺がそう言うと、
稜は微かに微笑んだ。


「俺の彼女だし」


あ、なんだ…
稜の彼女か。


って…


「はぁ!?稜に彼女
居たのかよ」


先越された…
何か悔しいんだけど?


「いいだろ?」


「別に?で、
続きはあんの?」


稜の話なんか
今はいんだよ…。