電車に乗ってどこに行くのかな~


ワクワクっ ドキドキっ


「日向~楽しいね~」


「そうだな。
お前がそうやって笑えるようになって良かったよ。」

「もうウジウジ弱い自分にはならないよ。」



「フフフっ
さすが俺様の女だ。」



ガシガシっと頭撫でられた。


日向の大きい手が好き。




「あっあれ、龍王じゃね?あれが噂の女か~。可愛い~くいて~」


「噂通り可愛いな~」


そんな会話が電車の中に
響いた。


すると、

「っチ…」


日向が舌打ちをして、
黒いオーラを放つ…



どうしたんだろ。


「日向?」


不安気に見上げると…


ポリポリ頭を掻いて
フッと笑った。


「俺って余裕ねーな。」


「え?」


「俺って嫉妬深いの。」



嫉妬…



妬きもち妬いてくれたの?



「日向好き。」



「フフフっ照れるわ…」


また頭ポリポリ…



日向は照れたとき
頭ポリポリするんだね。




可愛い所発見~♪