ーーー翌日



~~♪ ♪

携帯のアラームに設定していたお気に入りの曲が鳴り響き、
 私は寝ぼけた手つきで携帯を止めた。




「ふぁ・・あ」

  大きく欠伸して階段を降り、洗面台で洗う。
 眠気も取れ、すっきりしてきた。

   キッチンに向かうが、キッチンには誰もいない。
母は仕事、姉は大学へ行くため 朝が早いからだ。

 

 軽く食事を済ませ、 身支度をして
お弁当をバッグに入れ玄関を出る。










  紺色を貴重としたセーラー服を翻して自転車をこいでいると


「おはよー 奏」


 いつもの聞き慣れた可愛い声が聞こえた。