雑貨屋さんに入るとカゴを持ち店内を物色していた。



カゴの中身がいっぱいたまってきた時右手が急に軽くなった。


「持ちますよ」


「い、いいです!そんな悪いです」



焦ってカゴを取り戻そうと必死になっていると


「俺も男ですから。これくらい平気です」


「あ、ありがとうございます」


ークスクス


ヒロさんは笑いながら私を見ていて、何だか気恥ずかしくて思わず俯いた。