暫く車を走らせ目的地に着いた。



ショッピングモールの店内を歩いていると


「ちょっとここ入ってもいいですか?」


ヒロさんが指を指した方を見ると


「アクセサリーショップ??」


「はい。行きましょう」


菜々さんに贈るんだろうなぁ何て考えていたら胸が少し痛んだ気がした。


店内を見て歩いているとピアスのコーナーに近づいた。

「...きれい」


そこには花の形で真ん中にはダイヤがついているものだった。

真剣に見いっていると

「綺麗なピアスですね」


横を向くとヒロさんがいて

「お目当てのモノ買えました?」


「まだです」


「私、適当に見てるんでゆっくり選んで下さいね」


ネックレスやら指輪などを見ていたら


「行きましょうか」


いつの間に買い終えたのかヒロさんが戻ってきた。


「はい」



アクセサリーショップを出てプラプラ歩いていると雑貨屋さんが見えた。



「少し見ていってもいいですか?」


 折角だし買い物して帰ろう


「いいですよ」