「じろじろ見るな!!!!!」


佐喜は、自分の着ていた白いYシャツを私の顔にかけた。


佐喜の匂いがした。
いい匂い…………
一希君よりいいかも…………


はっ!!!!!私…なんて事を!?!?


そんなことを心の中で考えていたら、佐喜が私に「おいっ」といって話始めた。


「……お前…膝濡れてる…あぁ…俺のせいか…」


佐喜が私の膝に触れた。