「失礼いたします。国王陛下、王妃。」


私も誠のあとに続いて言った。


「し、失礼いたします。」


「どうぞ。」
奥の方から声がした。


「行くぞ…亜美……」


えっ…今………名前で………




「こちらが我の妻となられる方です。」

誠は国王と王妃の前に立ち言った