「あっ…いえ…その…………」


「どうかしたのですか??」


言えない………
結婚できないなんて……言えない

「なんでもありません。応援ありがとうございました。」


男、いや、佐喜と呼ぶことにしよう。
佐喜は隣で笑っていた。


この男…………


飛鳥様に挨拶をしたあと、私達は急いで国王様と王妃のいる部屋に行かされた。