まるで、何かのドラマ撮影をしているかのような光景に唖然としながら辺りを見ていた。 で、殿下って何!?!? 王子ってことだよね!? あり得ないよね!? 「お前…亜美…と言うのだろう??」 「はひっ!?」 いきなり話しかけられてびっくりした私は、変な声をだしてしまった。 「ふっ……」 な…何!?この人… 今、私のことバカにした!?!? 「あ、貴女…誰ですか???」