昨日初めてオレの存在を知った幹居が、弁当箱を両手で持ってキョロキョロしているのが見えた。
確か…さっき神蔵・相ケ瀬カップルが、仲良くどこか行ってたっけ。
もしやアイツ、今日も中庭で1人で食うのか………っ!?
――――悪い!!人助けだと思って我慢してくれ!
「連香っ!!」
オレが叫ぶと………教室にいたクラスメイト全員が固まった。
「フェッ?」
幹居……じゃない、“連香”がクルッとこっちを見て、目が合う。
「え……千梨………?」
ザワッ…
連香がオレの名を呼ぶと、瞬時に騒がしくなった。
確か…さっき神蔵・相ケ瀬カップルが、仲良くどこか行ってたっけ。
もしやアイツ、今日も中庭で1人で食うのか………っ!?
――――悪い!!人助けだと思って我慢してくれ!
「連香っ!!」
オレが叫ぶと………教室にいたクラスメイト全員が固まった。
「フェッ?」
幹居……じゃない、“連香”がクルッとこっちを見て、目が合う。
「え……千梨………?」
ザワッ…
連香がオレの名を呼ぶと、瞬時に騒がしくなった。