知良と紅と話してる今も、クラスの連中や遊びに来た生徒がオレ等の方を見ている。
「紅ちゃん、今日も美しい……♪」
「私、男子2人なら知良君派だな!」
「私は千梨君!学年2位で運動も出来てイケメンって、最高じゃな~~~い!!」
その中で女子は、知良とオレ、どちらがいいか言い合っていた。
オレは男子バスケ部員なんだけど、1年生で唯一レギュラーに選ばれてる。
こんなオレを知らないって……幹居は一体何に興味あるんだ?
「幹居、テスト発表の紙の自分の名前のすぐ下、見てないのかな?」
まあ、まだ1年の6月だけど。
「紅ちゃん、今日も美しい……♪」
「私、男子2人なら知良君派だな!」
「私は千梨君!学年2位で運動も出来てイケメンって、最高じゃな~~~い!!」
その中で女子は、知良とオレ、どちらがいいか言い合っていた。
オレは男子バスケ部員なんだけど、1年生で唯一レギュラーに選ばれてる。
こんなオレを知らないって……幹居は一体何に興味あるんだ?
「幹居、テスト発表の紙の自分の名前のすぐ下、見てないのかな?」
まあ、まだ1年の6月だけど。