ガツンと反抗してやりたいけど、男の子がニコニコ嬉しそうに笑ってるから言葉が途中で止まる。


うう……そんなカッコイイ顔ゆるめて笑われると、拒否出来ないよ……


「分かりました………５分位待ってて下さい」


渋々提案を受け入れ、急いでお菓子を買って、会計を済ました。


チョコレート、おせんべい、クッキー………こんだけあれば大丈夫だよね。


「お待たせしました………」


暗い顔で、コンビニの壁に寄りかかって立っていた美少年君に近寄った。


「随分買ったな。そんなに友達来てんのか？」


「ハイ…来ております」