「へ~そんな事が……。

美姫も大変だったねぇ。」



「えへへ。まぁね。」


「でもさ、その人、本当に先輩だったの?」


「うん、あれは絶対そうだよ!
だって、あんな人私たちの学年の中で見たことなかったもん!!」



「へ~。

ね、ね、どんな人なの?」


「んとねー。


イケメンでー、髪が綺麗な茶色でー、あ、ヘッドホンつけててー、背の高いひと。」





「ん…?

その人、私知ってるかも………。」




「えっ?!本当っ?!」



「うん……。でも、話しかけにくいなぁ。」