「――先生、さすがにそれは早過ぎ」

「…あれ?」



開始1分も立たずに、俺は負けてしまった。
おかしいな…。



「……あ、あともう一つあった」

「ん?」



優はなにか思い出したらしくポンと手を叩いて、またニヤニヤとこっちを見た。

…なんか、嫌な予感しかしない。



「なん、だよ…」

「俺、先生のその…

……敏感な体も、好きですよ?」

「はっ!?それって…――んっ!」