さっき書き終えた手紙を持ち、家を出る。 暗くなり始めたの夏の夜空には、満月と無数の星。 2年前、あなたが待っていた場所には、もう一人のあなたがいた。 私は彼に向かって手を振る。 「夏夜くん、お待たせっ」