実はね、昨日。 私を好きだって言ってくれた人がいたの。 私は夏くんが好きだから、って断った。 夏くんの話も、あの夜の事も、ちゃんと話した。 でもね。 その人ね、夏くんの事を忘れないで、って言ったの。 天国にいる夏くんの支えになれるのは、私だけだって。