俺は……

「そうよね…ごめんなさいね」

そういって俯く
唯の母。

「でも、解約は…しないでください」

「わかってるわ、今日はありがとう」

「唯の墓に、線香あげてから帰りますね」

「えぇ」

微笑む唯の母は、
やっぱり唯に似ていた