『何?逃げたいの?』




あぁ、
そうですとも!!




あたしは優しーい奏に惚れたんであって、
こんな二重人格に惚れたんぢゃないし。





嗚呼、
優しい奏はどこへ~♪
(オペラ風)





私は奏をキッと睨んだ。


しかし奏は私より身長が高いから見下ろされている。






キーーーーー!!

悔しぃー!!