「月森さん、カゼ引くよ??それ、着替えた方がいいよ。」




ふと、声のした方を振り返ると、片瀬くんが自分の学ランを私の肩にかけていてくれた。




「ぬ…濡れるからいいよ。片瀬くんがカゼひいちゃうよ。」


「それ、俺のセリフ。自分の服見てみなよ??…アハハッ!やっぱり面白いなぁ、月森さんは」