ガチャ その時扉の開く音が部屋に響く。 「あら、帰ってたの??台所使うのはいいけど汚さないでね。片付け大変なんだから。」 面倒くさそうにそう言う叔母さん。 しばらくして、私から片瀬くんに目線が変わる。 「あら、お友達?あなた友達なんて居たのね。まぁいいわ。もう遅いから帰ってもらってちょうだい。いいわね??」 「…はい。」 そうとだけ言うと叔母さんはさっさと台所から姿を消した。