俺は廊下を歩いているとき、見覚えのある人物に声をかけた。
1人でぽつんと突っ立っている彼女をみて何となく声をかけた。
「あれ?笑美ちゃんじゃ~ん♪こんなとこで何して…泣いてるの?」
声をかけて振り向いた彼女は…
「優馬くん…」
あんなに表情を変えない彼女が泣いていた。
まるで小さい少女のようにポロポロと大粒の涙をこほして…
それを見て、抱きしめたいと思った。
俺の胸に閉じこめてしまいたいと…。
気付いたら俺は…笑美ちゃんを引き寄せていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…