ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーーーーーー 泣き疲れて、私は今さら恥ずかしくなってきた。 好きな人の目の前で大きな声で泣きわめいて、しかもこんな住宅街で…。 今考えただけでも恥ずかしい。 叔母さんはもうその場にはいなかったけど…。 「あの…片瀬くん?ありがとう。」 抱きつかれたままの状態の私は片瀬くんの顔を伺いながら話す。 「落ち着いた??」 そう問いかける片瀬くんに私はコクリと頷いた。