「ごめんね、こんな事に巻き込んじゃって。」 無理して笑顔を作ったせいで顔が引きつる。 「おかしいって思ってたんだ。叔母さん、急に優しくなるし、3食もコンビニ弁当じゃなくなったし。…でも、どこかで信じてたんだよね。【そんなはずない】って…。バカだよね…わた…」 私の言葉を遮るように突然片瀬くんが私を抱き寄せていた。 「か…たせくん…??」 驚きを隠せなくて、思わず片瀬くん名前を呼ぶ。