「叔母さん、今まで育ててくれたことは本当に感謝しています。でも、あなたはもう、私の叔母でも、身内でもなんでもない。赤の他人よ!!」



冷たく言い放つと、叔母改め彼女はビクッと肩を震わせた。



「ねぇ、私を…人に売ってまで目の前から消したかったの?」


「えぇ、そうよ!!あんたなんかあのときあの2人と一緒に死ねばよかったのにねぇっ!!」



クスクスと笑う彼女は、まるで狂った人形のように恐ろしかった。


ここまでに欲に溺れ、狂い、まともではない人間がいるだろうか。