でも、全く楽しみじゃなかったというのは、少しウソになる。 朝方ということもあり、駅前は通勤・通学者でごった返している。 そんな中、1人の少年がこっちにむかって走ってくる。 「ごめん。まった??」 「…いや、今来たところだし…」