分かってる…でも、どうしていいかが分からないんだ。 「とりあえず、話し合って、それできっちりケリをつけてきなさい。それでもダメな時は…私に言いなさい。」 そう…だよな。このまま、はっきりしないまま過ごすなんてよくない。 そん時はそん時だ。 そう決意して、俺は月森のいる2階へと上がって言った。 しかし、そこには月森はいなくて、1枚の紙切れがあった。