いつもはコンビニや冷凍食品などのレトルト食品ばっかりだったから…


その時、私はやっと心の底から幸せになれた気がした。



ピンポーン



「昨日お電話させていただいた片瀬です。」



そんなこんなで、私の家の前にやって来た。



ガチャ



玄関が開いた音とともに出てきたのは叔母さんだった。



「あぁ、昨日の。どうぞ上がってください。」



そういってドアをもう少し開けると紗羅さんと私を家の中に入れた。