幼馴染と彼氏の事情

「別にむきになってないし！！恭ちゃんはあたしなんかよりあんな子とお付き合いしたほうが幸せになれるんじゃないかなって思っただけ・・・だし。」
「それって嫉妬？」

え・・・・。

「は・・い？嫉妬なんかしてないよ！！！」

してない・・・してない！！

「してる・・・お前あいつに嫉妬してるだろ！！」

してないよ・・・・してない！！！

「してないよ！！！嫉妬なんかしてない！！」
「嘘付け！！！さっきから俺が他の女に取られて嫌だみたいな言い方してるじゃん！！」

むっ・・・なにそれ！！

「恭ちゃん・・・指示器過剰でしょ！？あたしは恭ちゃんのこと幼馴染としか見てないから別に取られたってかまわないもん！！！」
「・・・・俺は嫌だ。」

彼の表情が曇った・・・。

「恭ちゃん・・・それどうゆう意味？」
「そうゆう意味。」


・・・・。

「・・・・。」
「彼氏いんのにこんな事言うのもあれだけど・・・お前の事好きだから。」

・・・だめだ・・・。

「だから・・・お前が他のやつに持っていかれるの・・・黙ってみてられない。」

だめだよ・・。

「・・・・っ。」


その瞬間なぜか・・・涙が出てしまった。

「え！？せ・・・星華！？」

「恭ちゃん・・・・私ね恭ちゃんの・・・・」

ガチャ！！！

「おい！なに俺の彼女泣かせてるんだよ！！！！」
「あ・・俊ちゃん！？」

どうしよう・・・今の全部聞かれた！？

「・・・っごめん。」
「お前・・・それでも幼馴染かよっ！！！」

違う恭ちゃんは悪くない・・・。
悪いのは彼とあの子に嫉妬した私・・・。

「それと・・・お前の告白聞いた。」

「・・・！？」










第ニ章へ続く・・・。