職員室の扉と理事長室の扉は繋がっているみたいで、その扉から理事長室に入った。 「「失礼します。」」 中には理事長以外に人がいたようだ。 そこにいた人は驚くことに…、 「さや…?」 あたしの親友だった。 「葵…!?」 「バカっ!!」 「へっ…?」 「なんで何にも言わないで居なくなっちゃったのよぉ…。」 泣きながら葵は抱きついてきた。