だってさ~、まだ実感が湧かないんだもん。 あたしがこんなすごい家に住むなんてさ…。 隣では、光希がずっと笑ってる。 「もう笑うのやめてよ!!」 「だってさ、おかしいだろ。誰だってそんなこと言われたら。」 「慣れてないんだから勘弁してよ…。」 少しずつ笑いが収まってきたみたい…。 本当に失礼だな。 「悪かったって。学校の説明するから俺の部屋行くぞ。」 あっ、話しすり替えた。