「早くリビング入ろう?
あたしの家じゃないけど!」





「もうここは紗耶香の家だからな。」





本当に優しい。

あんまり泣きそうなこと言わないでよ。





「ありがとう…。

…早く行こう!
伯父さんたち待ってるよ!」





「わかってる。


…ドア開けても驚くなよ?」





へっ?

どーゆうこと?





「なんで?」





「なんでもだよ。」





ガチャッ…