あたしが好きなシンプルな部屋で、白を基調とした部屋だった。





「こんな綺麗な部屋、本当にあたしが使っていいの?」





「いいんだよ。お袋がお前のために喜んで家具やらなんやら買ってたよ。」





「そっかぁ。



…すっごく嬉しいっ!」





クローゼットの中を見てみると、ブランド物の洋服や靴などがたくさん入っていた。





「…光希っ!
これは…さすがに買いすぎだよ。しかもブランド物ばっかだよ?」





「だから平気だって言ってるだろ。お袋がそれも全部用意したんだ。」