美「はぐみー！一緒のクラスじゃん！よろぴく〜♪」
は「よろぴく〜♪(笑)」
入学式も終わり、クラスも紙に貼り出された。
あの子…何組だろ…
名前も知らないしなぁ…
あー…かっこよかったなぁ……
美「はぐみ？」
は「ん？」
美「何ぼーっとしてんの？教室行くよ？」
は「あ、うん」
ダメダメ。
落ち着け私！！！
彼はあんなにイケメンなんだモテるに決まってる！！！
いや、彼女いるだろ！！
それに…
私なんか…興味ないよ…
ふと窓に反射して映る自分を見た
…可愛かったら…良かったなぁ…
私は溜め息をついて1年B組の教室に重たい足を運んだ
美「あれ？まだ人少ないねぇ…」
出席番号順で席に着く
私の席は…
は「やった♪神席♪」
窓際の一番後ろのはしっこの席だった。
美「いいなぁー…私超ビミョー」
グチグチと文句を言いながら前の方の席に座る
私も、自分の席に着いた
前にはもう既に誰かが座っていて、眠っていた
入学式早々寝る人っているんだなぁ
と、くだらない事を思いながら窓を見た
