そんなこんなで私はあまり良い恋をした事がない。 私は可愛いわけでも無いし、お腹だって素晴らしく出て動く度にその贅肉がブルンブルンと揺れる。 肌だって荒れてるし、頭も悪い。 だから、私は恋なんてしない方が良い。 女扱いだってされないし… ただただ平凡な毎日をおくっていた。 王子様だぁ? 私には一生縁のない事だ。 そう思っていたのに 高校生になった4月。 お腹がズドンな私の前に、王子が突然現れた。