教室の真ん中で斎藤くんと男子達が談笑している。




…やっぱりかっこいいな






翔「…あ。おはよ!島崎さん」



ドキンッ!!!


は「え!?

あぁ…お、おはよ!!」


そう返事するとニコッと笑ってくれた。



はぁあああ…




嬉しい…



嬉しい嬉しい嬉しい(泣)




私のテンションは一気にMAX。


単純とか言わないで。



美「はぐみ!!

良かったじゃん!」

は「う、うん!!」



さいこ……







あ。








明「………」




に ら ん で る 。



は「…やば…今村さん達睨んでる…」


美「うわ…こわっ(笑)


あ…こっちきた…」



え?





明「ちょっと。」



ゾロゾロとあの女子軍団が私を囲む。



明「…あんたさ…調子乗るのもいい加減にしなさいよ」


「そーよ」「うぜー」などと言った声が後ろから聞こえてくる



は「いや、調子に乗ったつもりは…」


明「…ふふっ(笑)

あんたみたいなブス、斎藤くんが相手にするわけないじゃん(笑)」





……ブス…






そんなの分かってる。



相手なんかされない。




分かってるよ…




は「………」


明「怖じ気つい「うるせぇなぁ」



…え?




美「…さっきから聞いてりゃグチグチグチグチ言いやがって!!

てめぇらが調子乗ってんだよ!!あ!?

んなのも分かんねぇとかお前らの脳みそ腐ってんじゃねぇのか!!?」



は「…美嘉…?」