なんなんだ…
朝からあの今村明美は。
は「……最悪…」
美「おっはよー♪」
一人とぼとぼと先程の事を思い出しながら歩いていると後ろから美嘉が来た。
は「…あぁ…おはよ」
美「テンションひくっ!!どしたの!?」
は「…朝っぱらからクラスメートに脅されてテンション上がるわけないじゃん」
美「脅されたの?誰に?」
は「今村明美。
席が近いからって調子乗ってると痛い目に合わすよって。」
美「はぁ?何それ。
あのイケメンくんの事?」
は「でしょーね。
まじ意味分かんない」
美「調子乗ってんのはどっちよ!腹立つなぁ…」
は「…ねぇ!私、今日いつもと違うでしょ♪」
美「え?
……あ、制服のリボン変えた?」
は「………髪を巻いてメイクしたんだけど」
美「あ、なるほど!
でもあんた普段から髪下ろしてるし、ナチュラルだから分かりにくっ(笑)」
は「………もういい」
美「あーごめんごめん!!可愛いよ!すごく似合ってる!」
は「テキトー!!(泣)」
美「ごめんって〜」
朝から脅されるわ馬鹿にされるわで私のテンションはどん底。
一時間くらいかけたのに…
そうこうしているうちにあっという間に教室についた