「ねぇ、君、ちょっとイイかな?」


「えっ!私ですか/////えっと、何ですか?/////」


「うん。君が抱きついている子、苦しそうだよ。息できなくて…。」


「えっ!あっゆいちゃん、大丈夫?」


「ハァ ハァ ハァ ハァ…」


やっやっと、息できた。今、言ってくれた男の人に感謝しなくちゃっ。


「ゴメンね。…ゆいちゃん大丈夫?」


「うん。もう大丈夫だよ。」


「え~と、僕は役に立ったかな?」


「はい。京悟様のおかげで、私、かわいいゆいちゃんを殺さずにすみました。京悟様のおかげです。ありがとうございました/////」


「あっえ~と、私も助かりました。京悟さ、ま?って、あっ朝の時の!」


「うん?あぁ、女の子の群れで、倒れちゃった、小さくて可愛い子か。気を付けなくちゃダメだよ?佐々木ゆいちゃん。」


「あっはい。…って、何で私の名前を知ってるんですか?」