「ごめん、隼人くん

廊下で待っていてくれ」



そう言うと、おじさんは処置室に戻っていった




「…隼人、まゆ大丈夫だよね?」


今井がもう泣き出しそうな顔で、俺に問いかける





「大丈夫だ、大丈夫」

俺は自分をなだめるように言った



まゆがんばれ…