Aliceがいたから、私は―・・・

「マユ?おいてくよー?」

はっ

「あ、待って今行く。」


Aliceに会える、

ついに会えるんだ。


私はドキドキしながら
ナツのほうへかけだした。


私はまだ知るわけがない。
今日起こる夢のような、
そんな出来事に。