「…(ハァ…)」


そんな浩多郎を他所に、美奈達はとんでもない話題で盛り上がっていました。

「後…ついてってみようか?」

「おもしろそうね!」

「でしょ、でしょ(笑)」


こんな話、実行させるわけもなく…


「ダメです!」

「浩多郎(和泉)くん…ι」


「僕達がここに来たのは、佐藤くんにプリントを届けるためです。届ける方が先ですよ。」


「でも…」

浩多郎にここまで言われても、着いていく事をあきらめない美奈に…


「…ι用事が終ったら、いくらでも付き合いますから…」


困ったような浩多郎の顔を見て…美奈も加奈も納得しました。