「ハアッ・・・ハアッ・・・」




全速力で公園から走ってきた美奈は軽い息切れをしながら自分の部屋に駆け込みました。途中おばあちゃんに何があったのか聞かれましたが・・・



「何でもない!!!」




と答えると、部屋に入り今の状態になっていました。



ドアに寄りかかりながら、息を整えて・・


ズル・・・・


ズル・・・・


ストン



「はあっ・・・残り1週間・・」




浩多郎に言われた言葉が美奈の頭の中でグルグルまわって考えがまとまらない・・・・。




「浩多郎くんと会えなくなっちゃうのかな・・・」




考えれば考えるほど、眠気には勝てず・・・そのまま寝ちゃいました。