「えっ……ι」

「出来ないの?」

神流の問い掛けに意地になった綾は…


「そんなことない!キスくらい…」

「そう、ウソはダメよ。本当かどうか私達もついて行くから。」


「ウソ…でしょ……ι」

「じゃ、日曜日楽しみにしてるからね」


綾は視聴覚室前に一人残され…うつ向きながら…


「どうしよう……ι○○くん……」


綾の口から出た名前…美奈達には遠くて聞こえなかったが、美奈は気になって仕方ありませんでした。