そして何日か経ち、冬になる。
しずは彼氏と帰る―と言って行ってしまった。
私は日直だから教室に残る。
「皆沢日直wwwwwうけるwwwwwww」
「うぜえ・・・・・・」
「何食いたい?」
「は?」
「バイト代入ったからおごってあげる」
「…一番高いやつ」
「おっけーおにぎりね」
「すんませんしたから揚げにしてください」
「太るよ?」
「先生雨夜君がセクハラしてきます」
ちらっと外を見ると外には雪が降っていた
「あー雪だー!」
「最悪―」
「皆沢雪嫌いなの?」
「寒いからきらーい」
それに雪には、血が鮮やかににじむから
「…皆沢ってさ、生まれ変わりとか信じる?」
「え…?」
その瞳の強さに、私は一瞬後ずさった
「いや、今日国語の授業でやったじゃん?
だからー」
「…あ、そ」
なんだ
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