とりあえず私は不審な男の人から後ずさり。




そしてまた一歩後ずさり。





「おい待て!俺がどろぼうってか??」




私は思わずうんうんと頷く




「ありえねーから!」




どろぼうさん、すごい焦ってます。



「南城隆也!!」




そしてなんか言ってます!



『誰ですかそれ?』




また一歩後ずさりしながら聞く。



「俺の名前だよ!」



いや、いきなり名前言われたからって




信用するような私じゃないですから…



『で、名前がどうしたんですか?あ、もしかしてそのまま警察に言えってことですか?』



この人、自分からつかまりにきたの??



「ちげっ!お前、親からなんも聞いてねーの?」



『え?』