「おまっっ修一!おどろかせんな!つか勝手にいつも家入るな!!」




まるでおばけでもでてきたような驚き方の隆也さん。




そして「悪い悪い」と言ってるこの人が修一さん??



またやけに整った顔だな…



「で、隆也、お前締め切りいいかげんに守ったらどうだ?」



あ、これ、よく漫画とかで見る光景だ!!



「ん?隆也、其方の女性は??」




「ああ、俺の同居人兼、彼jy…」



『ただの同居人です!白崎羽衣って言います!』




今隆也さん彼女とか言おうとしたよね?




なってないからね?



ならないからね!!




「ああ、君が羽衣ちゃんか、どうりで可愛い。俺は隆也の古くからの親友でもあり、小説の担当でもある牧野修一。よろしくね」




修一さんが手を出してきたから




握手するのかと思って手を前に出すと



「さーー、今日から羽衣ちゃんの家だぞーー」




と呑気な隆也さんの声に連れられて手を引っ張られ




リビングに入れられた。